「Excel使えない営業マンは時代遅れ」という声を耳にされるのではないでしょうか。
確かに、Excelは現代のビジネスシーンで欠かせないツールです。

しかし、ここで立ち止まって考えてみましょう。本当にExcel研修を受けさせれば、営業力の問題は解決するのでしょうか?

根本的な課題:「数字アレルギー」という壁

多くの場合、Excel操作の不得手は氷山の一角に過ぎません。その奥底には、より本質的な問題が潜んでいます。それが、数字アレルギー

この「数字アレルギー」は、以下のような症状として現れます:

  1. データの本質を見抜くことができない
  2. 割合の意味を正確に理解できない
  3. 分析結果を戦略的な提案に結びつけられない

基本的な割合の概念を理解していない「割合のわからない大人」は、皆さんが思っていらっしゃるより多くいます。数学嫌いの多くの方は、小学校の「割合」のところで、苦手意識を感じ始めます。その後は、記憶などでどうにかテストをこなした方が少なくありません。
その方たちが大人になって、突然割合の考え方をわかるようになるでしょうか。
当教室に通う社会人の方も、企業規模に関係なく、半数以上が基礎的な割合の問題を解けません。

つまり、これはExcelの操作スキルをあげれば提案力が増す、営業力が強化されるという問題ではなく、もっと根本的な問題です。

なぜ「数字力」が重要なのか

ビジネスの世界は、数字で動いています。売上、利益率、市場シェア、顧客満足度...これらはすべて数字で表現されます。この「数字」を正確に理解し、適切に活用できる能力が、現代の営業パーソンには不可欠なのです。

例えば:

  • 市場動向を数字から読み取り、次の一手を打てるか
  • 顧客の潜在ニーズを数字から推測し、的確な提案ができるか
  • 自社の強みを数字で裏付け、説得力のあるプレゼンテーションができるか

これらは、単にExcelが使えるだけでは達成できません。数字アレルギーを克服し、本質的な「数字力」を身につける必要があるのです。

数学レベルチェックの重要性

「うちの部下は数字に弱いのでは?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。しかし、その「弱さ」を客観的に判断するのは難しいものです。

そこでお勧めしたいのが、数学レベルチェックです。これにより

  1. 部下の現在の数学力を正確に把握できる
  2. 具体的にどの分野が弱いのかが明確になる
  3. 効果的な教育プランを立てられる

当社では、ビジネスに直結する数学力を測定する独自のチェックテストをご用意しております。まずはこれで、あなたの部下の真の課題を明らかにしてみませんか?

総合的なスキルアップへ:社会人向け数学研修

数学力の現状を把握した後は、各人への適切な教育が鍵となります。当社では、社会人向け数学研修を中心とした基礎ビジネス数字力向上研修やExcel研修をご用意しております:

  1. 「ビジネス数学基礎講座」
    • 数字アレルギーの克服から始める、ビジネスで必要な数学的思考法
    • 割合、グラフ読解など、社会人として必須の数学スキルを徹底習得
  2. 「Excel実践活用講座」
    • 基本操作からピボットテーブル、マクロまで幅広く習得
    • ビジネス課題に即した実践的な使い方を学ぶ
    • データ分析などのコースもあります

「割合のわからない大人」から、数字を味方につけるビジネスパーソンへの変身を、ぜひ体感してください。

詳細は、お気軽にお問い合わせください。貴社の人材育成と業績向上を、全力でサポートいたします!