ビジネスの現場で「なぜか数字が伝わらない」という経験はありませんか?
実は、この問題の根底には意外な盲点があります。「基礎的な数学の理解は当然」という思い込みです。私たちは、義務教育で学んだ割合や基本的な計算は、社会人なら誰もが理解しているはずだと考えがちです。
しかし現実は異なります。
当社が大人のための数学教室「大人塾」を始めたきっかけは、パソコン教室でのある発見でした。Excel研修で数式を教えていると、予想以上に多くの方が基本的な計算の意味や比率の概念を理解していないことが判明したのです。
特に気になったのは、「わからない」と言えない状況です。多くの方が理解できていないにも関わらず、それを表明できずに「わかったふり」をしてしまう。その結果、職場では:
- 同じ数字を見ていても、その意味を異なって理解している
- 計算結果の妥当性を判断できない
- 数値データに基づく意思決定に自信が持てない
といった問題が静かに進行していきます。
なぜ「忘れる」のは自然なのか
「でも学校で習ったはず」という声が聞こえてきそうです。確かにその通りです。しかし、単に暗記して習得した知識は、使わなければ確実に忘れていきます。特に、「覚えろ」と言われて詰め込んだ数学の知識は、その典型です。
これは決して個人の能力の問題ではありません。むしろ、必要に応じて再学習できる環境を整えることこそが重要なのです。
解決策:「検査」から始める数学力の可視化
ここで私たちが提案したいのは、まず「検査」から始めるアプローチです。
社員の数学力を可視化することで:
- 現状の正確な把握ができる
- 必要な学習範囲が明確になる
- 効率的な学習計画が立てられる
特に管理職試験の対策などでは、この「検査」のステップが極めて重要です。なぜなら、前提知識が不足したまま応用問題に取り組んでも、効果的な学習にはならないからです。
私たち大人塾は、11年以上にわたり大人の数学教育に特化してきました。その経験から、効率的な学習プログラムと、一人ひとりの理解度に合わせた柔軟な指導方法を確立しています。
数字に強い組織づくりのために
数値データの重要性が増す現代のビジネス環境において、社員の数学力向上は、もはや選択肢ではなく必須の課題といえるでしょう。
まずは、御社の現状把握から始めてみませんか? 社員の数学力の可視化から、効果的な教育プログラムの設計まで、私たちがサポートいたします。
お気軽にご相談ください。