日経ビジネスに掲載されました

2019年10月28日発売日経ビジネスNo.2014に当社の「大人塾」が掲載されました。

数学教室のビジネスを始めたのが2011年。
私どもは、多くの「数学に苦手意識を感じている」方と接し、数学教育における課題の深さを感じています。

消費税の計算ができなくなるのは自明の理

「消費税の計算ができないと困りませんか?」と聞くと「税込みボタンを押すだけなので、消費税の計算なんて考えたことがなかった」という方が一定層います。
私はこの回答に対して「なぜ考えないのか!」とは思っていません。
石鹸が市販されている現代で、なぜ石鹸できれいになるのかと理屈を考えずに使うことが悪いことであると思っていないのと同様です。

その他にも、数学に対する苦手意識を持っている方の中には、数学は公式だと教えられてきた人が多いのも特徴です。
「覚えていたから忘れてしまった」
「社会に出てから使わないからいいと先生/親に言われた」

数学力の低下が問題なのは新人だけではなく中堅も

数学力の低下は今起きている問題ではなく、ずっとと解決されていない課題です。
または、課題としてあるものの、どうしても目先の対処(テストの点数、一斉授業)に追われてしまった結果です。
それが、AI時代になって、数学の必要性が脚光を浴びたときに、土台の脆さが露見しただけだと考えます。

「そんなにできない人を見たことがない」など言われましたが
事実、できない方がいます。
その事実に目をつむるわけにはいきません。

そして、できないのは、学生よりも、頭がどんどん硬くなっている大人です。
学生は教えることで吸収できます。学習から遠ざかっていない分、大人よりも学びの姿勢が良いです。
大人は、自分たちは必要ないと思わず、新人を見習って勉強する必要があります。

大人×数学はやり直し可能

「社員に数学を教えるなんて、学校じゃないんだから…」などという意見もちらほら聞きますし、
「うちの社員は本当に数学苦手だもんなぁ。利益とか計算できない」などという現場の悩みも聞きます。

しかし、割合、損益、情報の取捨選択、グラフの読み取りなどの基礎数学は、腰を据えて、文章を読み、考えることができるようになればほとんどの方が仕事でできるようになります。

新人研修だけではなく、中堅社員も数学力をつけて、コミュニケーションとしての数字を扱える研修を今後も開発してまいります。

「数字が読めないからダメ社員」ではなくて、
「たまたまその機会に恵まれなかっただけなので、力をつけて優秀な社員にしよう」
「ロジカルシンキング研修の前に一度研修を受けさせて研修効率をあげよう」
など、弊社の研修が皆様のお力になれればと思っています。